沢井箏曲院師範、 横浜インターナショナルスクール邦楽プログラム講師、 沢井忠夫合奏団団員。
米国シカゴ出身。
コーネル大学(アイオワ州)在学中に箏に出会い、1986年、勉強のため来日。生田流箏曲の基本である地唄、段物等を学び日本の伝統音楽への理解を深める。1990年、沢井箏曲院に入門、岩堀敬子、沢井忠夫、一恵両師に師事。以来古典曲のみならず数多くの現代曲も手がけ、益々邦楽の可能性を実感する。この頃から箏だけでなく、三味線も手にする。沢井箏曲院合奏ゼミナール第九期修了。1995年、「Kazue Sawai and Group OTOKO」アメリカ東部コンサートツアーに参加。同年、外国人として初めてNHK邦楽技能者育成会を卒業(第40期生)。Kyoto Records プロデュース CD 「Japan Splendour of Koto」「鳥のように」、「SOEMON」他レコーディングに参加。 2000年4月にファーストソロライブ、同年6月、松坂慶子企画による朗読劇「天守物語」に箏・十七弦で出演。2002年4月、NHKテレビ「公園通りで会いましょう」に小椋桂と出演。元「鬼太鼓座」の井上良平・公平の新太鼓ユニット「AUN」2002年全日本コンサートツアー(57回公演)出演。コンサートシリーズ「箏衛門辞典」(全6回)企画・出演。ソロアルバム「音の輪」を2002年6月発売。2003〜04年、小椋佳「デジャヴー〜赤のあとさき〜」コンサートツアー、34公演出演。マレーシアのレーン・フォーレスト・ワールド・ミュージック・フェスティバル(ボルネオ島、サラワク州)出演。2005年春、発表となったドキュメンタリー映画「偉大なるオブセッション、フランク・ロイド・ライト/建築と日本」ミュージックディレクター。 アメリカを中心と活動する「Koto Phase」2005年「響」コンサート(シカゴ)、2006年「The Japanese Ne-Iro」箏ワークショップとコンサート(シカゴのジャパン・インフォーメション・センター主催)企画/出演。アメリカ出身のブルース・ヒューバナーと、箏/尺八デュオコンサート・ライブ活動を始め、2007年春にデュオCD「Going Home」、2008年春に「風紋/Tracings」をリリース、デュオとして『桜前線ツアー』や『紅葉狩りツアー』九州から東北まで100回公演近く出演。様々なジャンルのアーティストとの活動、邦楽教育・指導により幅広い箏の世界を目指している。
カーティス・パターソン 公式サイト